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旅日記 2017 01 04 パリからバルセロナへ

1月4日 元旦から3日間で3か国を通過した。昨晩は、モンパルナスの魚介料理で有名な「Le Dome」で晩餐。そして、今朝は、ルーブル見学後バルセロナまで移動するという強行軍。今回一緒に行動したM子さんも毎日のめまぐるしい行程にいささか疲労したのでしょうか。パリからバルセロナまでTGV 1classでの移動は、車窓より夢想といった具合でした。ごめんなさい。
パリからバルセロナまで、車でおよそ1000km。よっぽど昔のことですが、バルセロナからレンタカーでパリまで1日で走ったことがありましたが、まさに修行でした。翌朝の成田行きに何とか間に合わせたい必死さで運転しましたが、もうしません、できません。
それまでのTGVバルセロナ行は、スペインのフィゲラス(ダリ美術館のある)で、いったん乗り換えて荷物も持って(線路が完成していないため)行ったものですが、めでたく乗り換えなしでバルセロナ サンツ駅に夜の8時過ぎに到着。宿までタクシーで移動後、近くのBarでお疲れさん会。パリに比べると10度以上気温が高く、夢のように過ごしやすい。
明日、1月5日はMoll de la Fustaというお祭りのパレード。バルセロナに居るRちゃんとJ君と一緒にパレードを見る予定だ。

旅日記 2017 01 03 パリ

前日 ブリュッセルからの列車は、接続の遅れによる遅延でパリ北駅に到着したのは午後9時を過ぎてしまった。予定通りに行けば、もっと早く着いて夕食と考えていたが、断念し、ホテルで休息。
翌朝、いつでもルーブルに行けるよう近くのホテルにしたのだが「火曜日定休」のためルーブルから凱旋門方面に向かってゆっくり散歩。定休日のルーブルは、人気も少なく、風が強くなかったのだが、雪が降りそうに寒い。
オランジェリー美術館は、開いているかもと正面まで行ってみたが、これも休館日だった。
暖を求めて、コンコルド広場を右に折れ、デパートへと向かった。

女性たちをデパートに残し、翌日バルセロナに向かうTGVの予約に向かう。バルセロナ行きはパリ「リヨン駅」から出発するのだが、デパートから歩いて行けるのでサンラザール駅に向かった。そんなに混んでいないので、すぐに終わるかと思ったのだが、呼び出されるまで1時間以上。さらに、バルセロナ行きの予約を受け付けたことのない係員が手間取り、4人分の予約券発行まで、2時間あまりかかる。待ち合わせの時間が迫ってきた。

こんな寒い日は、デパートに限る。待ち合わせの場所と時間さえ決めていればいい。デパートは値札の付いた「美術館」。疲れたら腰掛ける場所、トイレも無料。何もしなくても半日はいられる。
特に、ギャラリー ラファイエットの紳士館2階の食品売り場は、平成になる前からパリで必ず立ち寄る場所。
それが、すべて消えてしまっていた。オスマン通り向かいに移り、以前からあった食器や雑貨品と同じ建物になっていた。パテシェAOKIの方に聞いたら、移って2年くらいになるという。2年間パリに来ていなかったのだった。

旅日記 2017 01 02 ケルン・ブリュッセル・パリ

1月2日 ケルンからブリュッセル~パリ

 大聖堂まで朝の散歩。元旦ミサの最中は、聖堂内の見学ができなかったため、改めてドームをゆっくり見てからブリュッセルに向かった。ユーレイルパスを持っているので、特急ファーストクラスで行ける。ブリュッセルからパリへは、新幹線タリスの指定席を買わねばならないが、ケルンからブリュッセルへは、インターシティで行くと料金はいらない。

 ブリュッセル ミディ駅に到着し、大きなスーツケースを駅に預け、1区間乗ってブリュッセル センター駅に到着。駅前を渡ると世界遺産「グランプラス」までほんの5分。何度も通いなれた道だ。
 ずいぶん昔のことだが、レンタカーで道に迷いながらやっと到着したことがある。あれだけ迷ったことはない。ベルギーの道路標示は驚くほど小さくて、すぐ目の前なのに通り過ぎてしまい、戻るためにまた迷うの繰り返しだった。とうとう、車は入れないグランプラスの中に入ってしまい、大慌て。何人もの人が、車を誘導してくれて脱出できた。

 ブリュッセルで下車した最大の目的は、ムール貝を食べるため。グランプラスを見物がてら「シェ レオン」へ。ほかのレストランは、客引きが立っているが、ここは客が並ぶ。
 元旦2日の昼前だから入る時はゆったりしていたが、帰るころには満席に近かった。スタッフに何席あるのかと聞いたところ、404席で従業員108人いると返事が返ってきた。
 注文は、ベルギービール付きムール貝鍋セット二つとムール貝のエスカルゴ風にムール貝のグラタン。殻入れのバケツを2個持ってきたが、料理でテーブルにおけない。これだけムール貝を食べたら、しばらくムール貝はいらないかな。

旅日記 2017 01 01その2

フランクフルト空港駅の地下からケルン行きの列車を待つ。寒い。
時刻は、午後4時30分ころ。着陸1時間前に機内で軽食(朝ごはん)を食べたばかりなので、おなかは誰も空いていない。

まだ1月1日。 日本から始まった元旦が24時間以上 ず~っと続いている。

 ケルンに着いても…
 元旦に開いているレストランなどあるのだろうか?
 ケルンのビールは飲めるのだろうか?
 ケルンの大聖堂に、はいれるのだろうか?
 まっ 行けばわかる!

 ライン川に沿ってケルンまでの車窓から見える景色は、雪で白くなった日没前の畑がつづく。
 ヨーロッパでは、スイス以外で見たことのない雪景色だった。

 特急で約1時間。ケルンの中央駅に着いた。大聖堂が目の前にある。
 早速ホテルに荷物を預け、大聖堂まえの階段を上る。
 雪をかいてあるが、階段で転びたくない。
 上り切ったのだが、人々は聖堂を通り過ぎてゆく。
「閉まっているのか」と、角を曲がったあたりで小銭をせびる女性がいる。
 大きな扉から、人が出てきた。
 中に入ると、パイプオルガンと讃美歌の歌声。
 そして、響き渡る おごそかな神父たちの祈りの声。とてつもなく高い聖堂の天井。
 新しいめるかーどの吹き抜けなど、鳩小屋に見えてしまう。

 聖堂を後にし、人が入っているレストランを物色した。
 そして、あのケルンビールと、ソーセージとタルトフランベをつまむ事ができた。
「あいててよかった!ケルンの元旦」
 
 

旅日記 2017 01 01

2017年1月1日 旅日記

この日の午後 フランクフルト空港に到着後、宿泊先ケルンに移動する。
ゴシック様式の建築物としては世界最大の大聖堂のある地 ケルン。
オーデコロンの語源となるケルン。
20数年間欧州旅を続けているが、車窓から目の前に迫る大聖堂を見上げたことがあったが、
宿泊したことはない。

ケルンに泊まるには、理由があった。
パリ行の5名分の空席がなく、フランクフルトを玄関口にしてパリまで移動するには、どうする?
フランクフルトの「お正月」もよいが、大聖堂のあるケルンは、新年のミサを見ることができるかもしれない。もっと大きな理由は、ケルンのビールを味わいたかったからだ。
ケルッシュビールは、熱処理をしていないビールなので、ここでしか飲めない。