旅日記 2017 01 01その2

フランクフルト空港駅の地下からケルン行きの列車を待つ。寒い。
時刻は、午後4時30分ころ。着陸1時間前に機内で軽食(朝ごはん)を食べたばかりなので、おなかは誰も空いていない。

まだ1月1日。 日本から始まった元旦が24時間以上 ず~っと続いている。

 ケルンに着いても…
 元旦に開いているレストランなどあるのだろうか?
 ケルンのビールは飲めるのだろうか?
 ケルンの大聖堂に、はいれるのだろうか?
 まっ 行けばわかる!

 ライン川に沿ってケルンまでの車窓から見える景色は、雪で白くなった日没前の畑がつづく。
 ヨーロッパでは、スイス以外で見たことのない雪景色だった。

 特急で約1時間。ケルンの中央駅に着いた。大聖堂が目の前にある。
 早速ホテルに荷物を預け、大聖堂まえの階段を上る。
 雪をかいてあるが、階段で転びたくない。
 上り切ったのだが、人々は聖堂を通り過ぎてゆく。
「閉まっているのか」と、角を曲がったあたりで小銭をせびる女性がいる。
 大きな扉から、人が出てきた。
 中に入ると、パイプオルガンと讃美歌の歌声。
 そして、響き渡る おごそかな神父たちの祈りの声。とてつもなく高い聖堂の天井。
 新しいめるかーどの吹き抜けなど、鳩小屋に見えてしまう。

 聖堂を後にし、人が入っているレストランを物色した。
 そして、あのケルンビールと、ソーセージとタルトフランベをつまむ事ができた。
「あいててよかった!ケルンの元旦」
 
 

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